2016年12月31日 (仮訳)ニュージーランド産のハケヤシ属植物を宿主とするLylea属1新種 McKenzie, EHC., 2009. A new species of Lylea (hyphomycetes) on Rhopalostylis (Arecaceae) in New Zealand. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000109/00000001/art00007 [Accessed December 30, 2016]. 【R3-03616】2016/12/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ニュージーランドにおいてRhopalostylis sapidaの枯れ葉に発生した腐生性アナモルフ菌の一種を検討し、Lylea rhopalostylidisとして新種記載した。 本種は分生子が求頂的な鎖をなし、倒棍棒形または円筒形で(2–)4–6(–10)つの異隔壁を有することなどで特徴づけられた。 本種は同属他種とは基質、分生子鎖の形状、および分生子の形状、異隔壁数などが異なっていた。 New Zealand, Auckland, Piha, North Piha Beach, start of White Track (新種) Lylea rhopalostylidis McKenzie 語源…ハケヤシ属の 【よく似た種との区別】 Lylea catenulata 本種と異なりニュージーランドではなく米国などに分布する 本種と異なりRhopalostylis sapidaではなくテーダマツを宿主とする 本種と異なり枯れ葉ではなく樹皮または枯れ枝を基質とする 本種と異なり分生子柄が顕著かつ長いのではなく未分化または半分化分生子柄で非常に短い 本種と異なり分生子鎖が分枝する 本種より分生子がやや長い 本種と異なり分生子が倒棍棒形または円筒形ではなく円筒形 本種と異なり分生子が隔壁部で時に狭窄するのではなく滑らかな輪郭である 本種と異なり分生子の頂部が丸く基部が截断状なのではなく両端が丸い Lylea palmicola ヤシ類を宿主とする 本種と異なりニュージーランドではなくキューバおよびメキシコに分布する 本種より分生子のサイズがずっと小さい 本種と異なり分生子の頂部が丸く基部が截断状なのではなく両端が截断状 本種と異なり分生子の異隔壁数が(2–)4–6(–10)ではなく常に3 Lylea tetracoila 腐生菌である 本種と異なりニュージーランドではなく北米およびヨーロッパなどに分布する 本種と異なりRhopalostylis sapidaではなくカバノキ属、ブナ属、トネリコ属、ヤマナラシ属、コナラ属など様々な樹木およびそこに発生したシトネタケ科菌類を宿主とする 本種より分生子が通常僅かに長い 本種より分生子の幅が通常僅かに狭い 本種と異なり分生子が倒棍棒形または円筒形ではなくしばしば紡錘形 本種と異なり分生子の頂部が丸く基部が截断状なのではなく両端が截断状 本種と異なり分生子の異隔壁数が(2–)4–6(–10)ではなく常に3